「LEMURIA(レムリア)」の導入事例・使用例まとめ

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医療現場向けに開発されたレムリアは、様々なシーンや用途に使う事ができます。ここでは、実際にレムリアを使っている現場において、導入にいたる理由と結果をご紹介しています。

目次

LEMULIA(レムリア)の活躍シーン
ケーススタディ編

LEMURIA(レムリア)の公式キャプチャー画像
引用元:LEMURIA公式
https://lemuria.website/

総合病院(200床)

使用した場所・シーン 手術室
対象機器 麻酔器、人工心肺装置、モニタ

導入の背景

CVCF(交流無停電電源装置)の老朽化で、自家発電装置に20分程度のダウンタイムが発生することが判明しました。コストのかかるCVCFの修繕に代わり、レムリアME3000の導入が検討されました。

導入の効果

整形外科手術中に停電が発生しても、正常に終わらせるためのバックアップ電源が必要でした。レムリアME3000を導入する事で、手術で必要な医療機器類に対して4時間の電気供給が可能になりました。

総合病院(400床)

使用した場所・シーン 内視鏡検査室
対象機器 内視鏡システム、レーザーメス、モニター

導入の背景

新設した内視鏡検査室の建屋には自家発電装置の電源環境がなく、停電対策から新たに自家発電設備を用意する必要がありました。ただ、それにはコストがかかるとして、レムリアME3000の導入が検討されました。

導入の効果

対象機器類にレムリアME3000を接続したところ、約5時間の電源確保が確認できました。これにより、災害発生時でも検査が実施でき、可動式のため必要性の高い医療機器を率先して使えるようになりました。

総合病院(200床)

使用した場所・シーン 病理組織検査
対象機器 脳死判定脳波検査機

導入の背景

脳死判定脳波検査機は精密にできており、電源ノイズがあると正確な測定が難しくなります。商用コンセントでは電気ノイズが入ることが多いため、電気ノイズを発生しないレムリアME3000の導入が検討されました。

導入の効果

レムリアME3000は電気ノイズなどの発生がないS-JQA認証リチウムイオン蓄電装置であり、直接繋げて使える事からも単独電源での利用が可能。ノイズに干渉されず検査を行うことが出来るようになりました。

総合病院(200床)

使用した場所・シーン ICU
対象機器 ネーザルハイフロー

導入の背景

重度コロナ患者を受け入れている病院にて、使用しているネーザルハイフローにオプションバックアップ電源が無いことが懸念されていました。その解消案として、レムリアME3000の導入が検討されました。

導入の効果

ネーザルハイフロー1台に対して約15時間の電気供給が可能で、外気ファンが無い事からウィルス混入によるウィルス除去待機が不要であることが判明しました。さらに、運用コストの削減も可能になりました。

産婦人科クリニック

使用した場所・シーン 分娩室
対象機器 分娩監視装置、吸引器、照明

導入の背景

いつ始まるか分からない出産といつ起こるか分からない停電は、医療従事者に与える精神的不安が大きいため、自家発電装置の導入まで至らないレムリアME3000は丁度いいということで導入検討が行われました。

導入の効果

分娩監視装置1台に約2日間の電気供給が可能である事から、5台分に必要な吸引器・照明と接続し、約半日の電気供給が可能にしました。さらにポータブル発電機も用意し、より万全な体制にしています。

眼科クリニック

使用した場所・シーン 手術室
対象機器 白内障・硝子体手術装置

導入の背景

自家発電装置などのバックアップ電源が無いため、白内障手術中の停電時にも使える適切な電源システムを探していました。医療機器に接続できるレムリアME3000が適しているのではと、導入が検討されました。

導入の効果

白内障・硝子体手術装置をレムリアME3000に接続したところ、約5時間の電気供給ができました。その他、医療機器や照明、電子カルテシステムにも接続でき、停電時でも半日の運営が可能な体制が構築できました。

個人宅

使用した場所・シーン 寝室
対象機器 在宅患者保有医療機器(人工呼吸器、酸素濃縮器)

導入の背景

人工呼吸器や酸素濃縮器を自宅で使用しており、停電対策としてバックアップ電源を探していました。一般蓄電池は人命に関わる医療機器には使えないので、レムリアME3000の導入を検討することになりました。

導入の効果

人工呼吸器と酸素濃縮器では約20時間の電気供給が可能である事が判明しました。念の為にポータブル発電機も用意し、電源環境がある場所への避難経路と手順計画を策定することで不安が解消されました。

介護療養型医療施設(50床)

使用した場所 病床
対象機器 生命維持装置(人工呼吸器、生体モニタ、加湿器、タン吸引機)

導入の背景

病院内の電源設備の老朽化により、自家発電装置が立ち上げるまでの15分間のダウンタイムがあることが発覚しました。それを改善する方法の1つとして、レムリアME3000の導入が検討されました。

導入の効果

生命維持装置類1セットに対して10時間以上の稼働が確認できたので、5セット接続し約2時間の電源確保を行いました。さらに、電源設備への修繕・運用コスト削減と、台風による停電対策も可能になりました。

県立がんセンター(400床)

使用した場所・シーン 病理組織検査
対象機器 血液成分分離装置

導入の背景

電源設備環境の老朽化と電源(赤コンセント)の増設が出来ない施設において、白血病患者の血液分析作業が心配されていました。停電時のバックアップとして、レムリアME3000の導入が検討されました。

導入の効果

血液成分分離装置1台にレムリアME3000を繋げたところ、約10時間の電源供給が出来ることが判明しました。継続して電源供給を行う必要性が出た際には、ポータブル発電機と連携して使う体制を構築しました。

自治体役所福祉保健課

使用した場所・シーン 福祉避難所
対象機器 在宅患者保有医療機器(主に人工呼吸器、酸素濃縮器)

導入の背景

在宅患者が医療機器のバックアップ電源環境を用意するのは難しいとして、災害時における在宅患者支援として、行政が電源環境を提供する事になりました。その実現に、レムリアME3000の導入が検討されました。

導入の効果

各福祉避難所にレムリアME3000を1台配備し、在宅患者の受入れを可能にしました。レムリアME3000への充電には太陽光発電システムやEV車両を使い、SDGsの理念でもある「誰一人取り残さない」を実現しました。

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レムリア導入の効果は?

レムリアは医療機器にそのまま接続して使えるので、様々なシーンや用途に柔軟に対応する事ができます。一般の蓄電池では医療機器に使えない物がほとんどなので、医療現場向けに開発されたレムリアは、停電という慌ただしい現場にて医療ミスを防ぐための手段にもなりえます。 また、可動式で必要な所に持っていけるのも大きなメリットです。優先順位の高いところから電力を供給することができ、止める事ができない処置を継続可能にします。

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