UPSと蓄電池の違い

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突然の電力遮断に対応できる機器として、蓄電池とUPSがあります。どちらも、突然の電気トラブルで供給が遮断された時のバックアップとして使われていますが、その電力量や用途は異なります。

目次

災害時におけるUPSの役割とは?

無瞬間電力を切換える装置

UPS(無停電電源装置)は、インバータなど電子変換をおこなえる電子変換部と蓄電部によって構成されている機器で、交流電気を供給することが可能。停電や瞬時電圧低下などで電力の供給が遮断されてしまった際に、蓄積していた電力を供給する装置です。しかも、電力を切り替えるためのタイムラグや分断は起こらずに切換。電気の流れが断たれることなく使えるので、停電による機器へのダメージを予防し、安全にシャットダウンします

電力の供給時間は10分程度

UPSは、停電などで電力供給が突然遮断されても、瞬間的に切り替えて電気の流れを途切れさせません。ただ、その継続時間は10分ほどと短いです。

そもそもUPSは、予期せぬ停電や入力電源異常によるデータの欠損、故障、サービス停止などから守るために作られた装置です。そのため、医療機器や救命機器、人命に関わるような負荷機器への電源供給は向いていません。とはいえ、UPSは瞬間的な電力の切り替えに優れているので、タイムラグが生じる非常用発電機をカバーするなど、他の機器との併用にも使えます

災害時における蓄電池の役割とは?

無瞬断かつ30時間程度の電力供給が可能

蓄電池も、UPSと同じく突然電力供給がストップした際に無瞬断で対応。ダウンタイム・分断がないので、手術や検査中も手を止めることなく、安心して治療に専念できます。連続使用間が10分程度のUPSと異なり、電力の供給時間は30時間程度と十分に緊急事態に対処することができるでしょう。

もちろん、蓄電池だけでは数日電力供給するのは難しいので、非常用電源、自家発電装置の導入は必要になります。ただ、法定停電などの検査時にはバックアップ電源が必要になるので、その際にも蓄電池を活用することが可能です。

電力の安定供給なら蓄電池、機器の保全が目的ならUPS

突然の電力遮断への対策として蓄電池やUPSがあり、どちらも電力の切り替え時にダウンタイムや分断がないので、電力を途切れさせず治療への影響を抑えることが可能。ただ、UPSは機器の安全なシャットダウンを目的にした補助設備のため使用時間10分程度と短く、継続的・安定的に医療現場を支えるなら蓄電池のほうが適性が高いと言えるでしょう。

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