多種多様な医療現場があるなかで、求められるバックアップ電源への働きやメリットが異なります。ここでは、代表的な医療シーンを取り上げて、医療蓄電池を導入する事で得られるメリットや働きをご紹介しています。
手術室
手術室では多くの医療機器で生命活動を維持しながら処置が行われています。そのため、停電は医療事故にもつながりかねない重大なトラブル。医療用蓄電池があれば、ダウンタイムや分断の心配もなく無事に手術を終わらせることができます。
集中治療室
24時間体制での治療が必要な重症患者さんが入室している集中治療室では、生命維持活動を支える多数の機器が使われています。電力不足が命に関わる為、医療用電池などによる途切れさせない電力供給が必要です。
検査室
各種検査の実施が難しくなったり、検体や検査試薬の不良化など、停電は患者さんの治療に大きく影響します。医療用蓄電池があればこれらのトラブルを予防でき、臨機応変な対応が可能になります。
病棟
病棟内は患者さんが過ごしやすいように環境が整えられていますが、それらは電力で支えられています。医療用蓄電池があれば、必要な部分に電力を賄う事ができ、停電による最悪なケースを回避できます。
産婦人科
妊婦検診や出産・分娩では、お母さんと赤ちゃんの命を守る為、多くの専用機器が使われています。また、産後の回復期など適切な環境維持にも電力が使われています。医療用蓄電池があることで、突然の停電でも臨機応変に対応できるようになります。
眼科
眼底検査や眼圧検査など、多くの検査機器を使用する眼科では、停電すると検査や診療ができなくなってしまいます。白内障手術なども医療機器が必要なため、対応できません。予約システムを導入している場合、予約患者との連絡手段も絶たれてしまうでしょう。予期せぬ停電時にも診療体制を維持するためには、どのような対策が必要なのでしょうか。
歯科
歯科医院での停電は診療中断や機器故障の原因となるため、非常用電源やUPS、蓄電池の導入などの対策が必要です。定期的な停電訓練も行い、患者の安全と医院の信頼を守ることが求められます。ここでは歯科における停電対策についてまとめました。
介護施設
移動が困難だったり身体が弱い利用者など、通常の施設よりも配慮が必要な場所なだけに、停電で設備が使えない状態は利用者の健康状態を悪化させやすくします。蓄電池があれば、体調を考慮した環境を維持することができます。
老人ホーム
高齢者はちょっとした環境変化に弱く、停電による空調管理や機器の使用が不可となると、すぐに体調を崩してしまいます。医療用蓄電池があれば停電でも電力を確保でき、高齢者を守る為の介護サービスの提供が可能になります。
在宅医療
在宅医療で使われている医療機器には内蔵バッテリーがないタイプが多く、停電と同時に使用不可になります。医療用蓄電池は機器を選ばず接続できるので、ダウンタイムや分断もなく安定した利用が可能になります。
福祉避難所
一般の避難所で過ごすには難しい方のための福祉避難所では、様々な医療機器が使用されています。医療用蓄電池は医療機器全般をカバーし、入室する方にとって必要な処置や体制作りを柔軟に行えるようにします。
法定停電
24時間の稼働が必要な医療機器を止めることは、患者さんの命に関わることもあります。かといって点検をしないことは、故障や事故の原因になります。医療用蓄電池があれば、法定停電時の代わりの電源として使えます。
培養室
患者さんからお預かりした受精卵を保存する培養室には、受精卵の培養を行う培養器(インキュベーター)やクリーンベンチなど電源によって動作する装置が多く設置されています。次のページでは培養室の停電対策に有効な医療用蓄電池についてご紹介しています。

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※環境によって変化する場合があります。