病棟

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病棟での停電は、患者の体調やメンタルに大きなマイナスの影響を与えます。ここでは、停電によるトラブル事例をもとに、停電対策に有効な医療用蓄電池についてご紹介しています。

目次

病棟が停電したら、どうなる?

病棟のイメージ
  • 病室や廊下の照明が最小限におさえられ、昼間でも暗く見通りが悪くなる
  • 環境の変化による影響で症状が悪化する可能性がある
  • エレベーターや電子カルテの使用ができず患者への対応がスムーズにいかなくなる

実際に起きた停電トラブル事例

自家発電機や大型発電機ではまかなえず

台風の影響により千葉県内の広範囲で停電が発生し、県自体も被災状況が把握できない状態でした。割れた窓ガラスから水が入り込み床は水浸しになり、窓際の患者さんはベッドごと廊下に避難。最低限の機器を自家発電で動かし、ランタンの明かりで点滴を打ち、エアコンはつけられないので大型扇風機を配置。保冷剤やスポーツドリンクを配布するものの、発熱する患者が続出しました。

2日後に大型発電機が届くも、通常よりも少ない半分程度の電力しか使えないため、部屋ごとに区切って冷房に使用。電気が復旧したのは、さらにその3日後でした。

病棟で停電対策をすべき理由

病棟における停電は、患者の安全と医療の質に重大な影響を及ぼす可能性があります。特に、緊急時に対応するための機器やシステムの停止は避けるべきリスクといえるでしょう。

停電対策を怠ることは、医療の質を低下させるだけでなく、患者の生命を脅かすリスクを増大させます。病棟では、常に万全の対策を講じ、安心・安全な医療環境を提供することが求められます。

診療機器への影響

現代の医療現場では、診療機器が患者の生命を支える重要な役割を果たしています。例えば、人工呼吸器や心電図モニターなどは常時電力を必要とします。

停電が発生すると、これらの機器が停止し、患者の命に直結するリスクが生じます。バックアップ電源の確保や、非常時に迅速に対応できる体制の整備が不可欠です。

患者への精神的・身体的負担の増加

停電は、患者にとって大きな精神的負担となります。特に、集中治療室や手術中に停電が発生すると、患者は強い不安やストレスを感じる可能性があります。

また、電力供給が途絶えることで、照明が消え、暖房や冷房が停止するなど、環境面での快適さも損なわれます。こうした状況は、患者の回復過程に悪影響を与えるため、適切な停電対策が重要です。

病棟に必要な停電対策とは?

病棟が停電した際の対策としては、主に

  • 非常時・災害時のマニュアルを事前に作成・整備しておく
  • 防災備品の手配・整理する
  • 建物の構造や非常用電源を前もって把握しておく

などが挙げられます。

停電は地震や台風などの自然災害と並行して起こる事が多いため、防災マニュアルや防災訓練などと併せて対策することが大切です。

停電による影響は、患者の環境にも及びます。できるだけ不安を取り除き、体調や病状に変化をきたさないようにするには、確かなバックアップ対策が必要です。では、具体的にどのような対策を施すべきでしょうか?

非常用電源・UPS・蓄電池を比較

災害時の停電対策としては、非常用自家発電装置・UPS(無停電電源装置)・医療用蓄電池の3つが挙げられます。 それぞれのメリット、デメリットをまとめてみました。

メリット デメリット
非常用自家発電装置 電力供給が途絶えても
長時間に渡って予備電源として稼働
起動まで10数秒間電力供給が途絶える。点検を怠り、災害時に起動しなかった実例も…。
UPS
(無停電電源装置)
電力供給が途絶えても
無瞬断で非常用電源に供給できる
医療機械を安全にシャットダウンするための機器で、10分程度しか電力供給が持たない
医療用蓄電池 電力供給が途絶えても
無瞬断かつ30時間程度の稼働が可能
機器を購入する場合、
初期費用がやや高額(300万円程度)
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メリット デメリット
非常用自家発電装置 電力供給が途絶えても
長時間に渡って予備電源として稼働
起動まで10数秒間電力供給が途絶える。点検を怠り、災害時に起動しなかった実例も…。
UPS
(無停電電源装置)
電力供給が途絶えても
無瞬断で非常用電源に供給できる
医療機械を安全にシャットダウンするための機器で、10分程度しか電力供給が持たない
医療用蓄電池 電力供給が途絶えても
無瞬断かつ30時間程度の稼働が可能
機器を購入する場合、
初期費用がやや高額(300万円程度)
病棟の停電時でも…
「止まらない医療」の実現なら医療用蓄電池の導入を

停電が発生すると電力の使用が大きく制限されるため、病棟設備の多くが使用不可になります。夏の暑い日にエアコンが使えない事もあり、患者が過ごす環境としては適していません。また、電子カルテがみれない、ナースコールが使えないなど、患者によりそった対応が難しくなります。こうした状況にしないためにも、電力の供給が復旧するまでのバックアップとして医療用蓄電池を用意しておくのがおすすめです。患者の不安や負担を軽減することにもつながります。

医療用蓄電池の導入には初期費用が高額ですが、非常用電源のトラブルや電力の保持時間が短いUPSの弱点を補うことができます。さらに安心・安全を追求するなら、電気製品の安全性が確認されているS-JQA認証製品「レムリア」がおすすめです。

下記では、そのレムリアの詳細について紹介しています。月額11万円(税込)のレンタルも可能ですので、まずは実際に使用し、導入について検討してみましょう。

LEMURIA(レムリア)
止まらない医療を実現する
医療用蓄電池「LEMURIA(レムリア)」

当メディアを運営する編集チームが止まらない医療を実現する医療蓄電池として注目したのは、ナユタの「LEMURIA(レムリア)」。

「国内初のS-JQA認証リチウムイオン蓄電装置」「33時間使用可能」「外気ファンの無い構造で故障リスクが低く、メンテナンスも手間いらず」というという特長を持ち、医療現場や介護施設で抱えている課題を解決しうる製品として、ピックアップしました。
公式HPページでは商品の詳細やスペックを紹介しています。

【病棟編】LEMULIA(レムリア)の導入事例

総合病院(200床)

対象機器 脳死判定脳波検査機

導入の背景

大脳皮質活動の消失を確認する脳波検査は、法的脳死判定では必須項目になっています。ただ、脳波検査機は精密にできており、電源ノイズの影響で正確な測定が出来ないこともあります。商用コンセントによる電気にはノイズが入っていることが多いことから、電気ノイズを発生しないレムリアME3000の導入が検討されました

導入の効果

レムリアME3000はS-JQA認証リチウムイオン蓄電装置であり、全ての医療機器への接続が可能です。医療現場での使用を想定した仕様なので、電気ノイズなどの発生もありません。直接繋げて使える事から、レムリアME3000による単独電源での脳波検査が可能になり、正確な検査を行うことができるようになりました。

病棟の停電対策に
  • 病棟の構造や機器に限定されない
  • 必要な病棟で優先的に使える
  • 本体内部への異物や液体が混入する心配がない

病棟の停電対策として、LEMULIA(レムリア)をおすすめする理由は主に上記のとおりです。

病院では非常電源装置の設置が義務付けられており、自家発電装置を導入しているところも少なくありません。ただ、精密機械のため劣化による不具合がいつ起こるかも知れず、災害時に起こると現場は対処できずにパニックになってしまいます。

レムリアは医療機関での使用を想定されているので、病棟にあるほとんどの機器に直接繋げて使用でき、移動する事ができるので、電力が必要なところで活用できます。また、冷却用外気口が無いので異物や液体が混入することなく、ウイルスの心配もありません。

停電は患者にも大きな影響を与えるので、レムリアがあることで臨機応変に対応できる手段になりえます。

LEMURIA(レムリア)
Sponsored by 株式会社ナユタ
止まらない医療を実現する
医療用蓄電池「LEMURIA(レムリア)」

当メディアを運営する「Chiku-MEDI」編集チームが「止まらない医療」を実現する
医療用蓄電池として注目したのは、株式会社ナユタが提供する「LEMURIA(レムリア)」です。

  • 厳格な医療機器規格「JIS T0601-1」を取得
  • 品質保証の「S-JQA認証」を受けたリチウムイオン蓄電装置
  • 33時間の使用可能※(1台で消費電力100Wの場合)
  • 外気ファンがない構造で、故障リスクが低く、手入れも簡単
  • 様々な医療機器に接続が可能
  • キャスター付きで移動も楽々
レンタル費用 月額  11 万円(税込)

という特徴を持ち、医療現場や介護施設、老人ホームや在宅医療で抱えている課題を解決しうる製品として、ピックアップしました。
下記のページでは詳細や価格、事例なども紹介しています。
※環境によって変化する場合があります。