手術室

このサイトは株式会社ナユタをスポンサーとして、Zenken株式会社が運営しています。

重大な処置が行われている手術室では、生命維持装置や電動メスなど多くの機器に電力が使われているため、停電に対しての備えは必須です。ここでは、停電によるトラブル事例を基に、停電対策に有効な医療用蓄電池についてご紹介しています。

目次

手術室が停電したら、どうなる?

手術室
  • 人工呼吸器や人工心肺装置、麻酔器がストップし、人命が危険に晒される
  • 照明設備がダウンし、現場スタッフに混乱が生じる
  • 電気メスや内視鏡などの医療器具が使えず、処置ができない

実際に起きた停電トラブル事例

原因不明の停電で、非常用電源も作動しない

災害拠点病院に指定されている倉敷中央病院において、集中治療室(ICU)や手術室を含む約半数の電源が突如ダウンしました。 一般病床や検査室も同様で、原因は不明。非常用発電機も作動しない状態でした。

手術室には10名の患者がおり、辛うじて予備バッテリーを稼働させるも必要最低限の表示に限定されました。 電気メスや医療器具も使用不可。麻酔科医は麻酔を手動に切り替え、臨床工学技士は医療機器を、看護師は光源の確保や記録、 意識のある患者に声をかけるなど、各スタッフが臨機応変に対応して緊急業務を継続し、何とか医療事故を起こさず乗り切りました。

参照元HP:リスク対策.com
https://www.risktaisaku.com/articles/-/76972

手術室に停電対策をするべき理由

手術における医療事故のリスク

医療機関で行われる手術には様々な種類や規模のものがあり、その中には心肺停止状態の患者を生命維持装置に接続して、医療用の機器やシステムで患者の状態をコントロールしながら執刀医が手術を行うといったケースもあります。また画像診断システムなどでリアルタイムのモニタリングを行いながら精密手術をすることもあるでしょう。

そのため、急な停電が起きてもそれらの医療機器が正常に作動し続けられるように、医療用蓄電池の導入といった停電対策を実施することは、手術の成功や患者の生命維持へ直接的に関与する大きなポイントです。加えて定期的な保守管理を行って、停電対策がいつ何時でも正常に稼働するよう準備しておくことも欠かせません。

停電に伴う機器故障のリスク

停電によって医療機器や電子機器などが停止したり、患者の状態を管理するためのシステムにエラーが生じたりしたとして、再びシステムが稼働した際に不具合が起きてしまうリスクもあります。

重要な手術を行っている最中に機器の再設定や再調整を行うことはリスキーであり、また機器が故障してしまっては安全な環境で手術を続行できません。そのためあらかじめ停電対策を行い、そもそも機器の故障や医療事故のリスクを抑えることが大切です。

手術室に必要な停電対策とは?

手術室では生命維持装置や麻酔、人工呼吸器など人命に関わる機材が使われています。 これらの装置が一時的であっても停止してしまうと生死にも関わるため、停電が起きたとしても途切れない電力の確保が必要になります。では具体的にはどんな対策をとるべきでしょうか?

非常用電源・UPS・蓄電池を比較
いざというときに役に立つ停電対策は?

災害時の停電対策としては、非常用自家発電装置・UPS(無停電電源装置)・医療用蓄電池の3つが挙げられます。 それぞれのメリット、デメリットをまとめてみました。

メリット デメリット
非常用自家発電装置 電力供給が途絶えても
長時間に渡って予備電源として稼働
起動まで10数秒間電力供給が途絶える。点検を怠り、災害時に起動しなかった実例も…。
UPS
(無停電電源装置)
電力供給が途絶えても
無瞬断で非常用電源に供給できる
医療機械を安全にシャットダウンするための機器で、10分程度しか電力供給が持たない
医療用蓄電池 電力供給が途絶えても
無瞬断かつ30時間程度の稼働が可能
機器を購入する場合、
初期費用がやや高額(300万円程度)
▼横にスクロールします
メリット デメリット
非常用自家発電装置 電力供給が途絶えても
長時間に渡って予備電源として稼働
起動まで10数秒間電力供給が途絶える。点検を怠り、災害時に起動しなかった実例も…。
UPS
(無停電電源装置)
電力供給が途絶えても
無瞬断で非常用電源に供給できる
医療機械を安全にシャットダウンするための機器で、10分程度しか電力供給が持たない
医療用蓄電池 電力供給が途絶えても
無瞬断かつ30時間程度の稼働が可能
機器を購入する場合、
初期費用がやや高額(300万円程度)
手術室の停電時でも…
「止まらない医療」の実現なら医療用蓄電池の導入を

手術室は診療室とは異なり、短時間でも機器を止めることで命にも関わる危険性と、 ノンストップでの治療が求められる緊急性の高い現場です。突然の停電にも左右されないようにするには、 ダウンタイムや分断の心配がない医療用蓄電池の導入がおすすめです。

医療用蓄電池の導入には初期費用が高額ですが、非常用電源のトラブルや電力の保持時間が短いUPSの弱点を補うことができます。 さらに安心・安全を追求するなら、電気製品の安全性が確認されているS-JQA認証製品「レムリア」がおすすめです。 下記では、そのレムリアの詳細について紹介しています。月額11万円(税込)のレンタルも可能ですので、 まずは実際に使用してみて利便性を体感してみましょう。

LEMURIA(レムリア)
止まらない医療を実現する
医療用蓄電池「LEMURIA(レムリア)」

当メディアを運営する編集チームが止まらない医療を実現する医療蓄電池として注目したのは、ナユタの「LEMURIA(レムリア)」。

「国内初のS-JQA認証リチウムイオン蓄電装置」「33時間使用可能」「外気ファンの無い構造で故障リスクが低く、メンテナンスも手間いらず」というという特長を持ち、医療現場や介護施設で抱えている課題を解決しうる製品として、ピックアップしました。
公式HPページでは商品の詳細やスペックを紹介しています。

【手術室編】LEMULIA(レムリア)の導入事例

総合病院(200床)

対象機器 麻酔器、人工心肺装置、モニタ
手術室の医療用蓄電池BEFORE
導入の背景

CVCF(交流無停電電源装置)の老朽化による故障により、自家発電装置は稼働するものの、約20分程度のダウンタイムが発生することが判明しました。CVCFを修繕するには多大な時間とコストがかかるため、その代替案として医療機器用リチウム蓄電装置レムリアME3000の導入を検討することになりました。

手術室の医療用蓄電池AFTER
導入の効果

この病院では整形外科手術をメインにしていることからも、停電による手術の中断は避けたい事態であり、手術中の患者を正常に終わらせるためのバックアップ電源の確保が重要でした。レムリアME3000を導入した事で、手術室で必要な医療機器類への4時間の電気供給というバックアップが可能になりました

手術室の停電対策に LEMULIA(レムリア)をおすすめする理由
  • 手術中の停電でも、患者の処置を終了させるだけの電源が確保できる
  • 手術室のバックアップ電源として、医療機器に直接繋げて使う事ができる
  • 人工呼吸器(消費電力100Wの場合)1台なら33時間前後の利用が可能

手術中では生命を維持するための装置が多数使われており、処置が開始されたら簡単に止めることはできません。安全な手術室の状態と生命維持には電力が不可欠であり、ちょっとしたダウンタイムも命取りになります。また、病院に義務付けられている非常電源装置は経年劣化で性能を少しずつ落としていく事からも、数十年と使っている場合では正常に作動しない危険性も考えられます。

そうした最悪のケースにおいて、レムリアは万が一の防波堤になりうります。医療機器にそのまま接続して使う事ができ、ダウンタイムや分断を起こす事無く安全に電力を繋げるので、停電時でも手術を滞りなく終了させることが可能になるでしょう。

【知っておきたい基礎知識】医療用蓄電池とは?

LEMURIA(レムリア)
Sponsored by 株式会社ナユタ
止まらない医療を実現する
医療用蓄電池「LEMURIA(レムリア)」

当メディアを運営する「Chiku-MEDI」編集チームが「止まらない医療」を実現する
医療用蓄電池として注目したのは、株式会社ナユタが提供する「LEMURIA(レムリア)」です。

  • 厳格な医療機器規格「JIS T0601-1」を取得
  • 品質保証の「S-JQA認証」を受けたリチウムイオン蓄電装置
  • 33時間の使用可能※(1台で消費電力100Wの場合)
  • 外気ファンがない構造で、故障リスクが低く、手入れも簡単
  • 様々な医療機器に接続が可能
  • キャスター付きで移動も楽々
レンタル費用 月額  11 万円(税込)

という特徴を持ち、医療現場や介護施設、老人ホームや在宅医療で抱えている課題を解決しうる製品として、ピックアップしました。
下記のページでは詳細や価格、事例なども紹介しています。
※環境によって変化する場合があります。