医療用蓄電池の容量は?

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地震や落雷といった自然災害による停電時に、医療現場を守る重要な役割を果たす医療用蓄電池。とはいえ、医療用蓄電池でも数日にわたって電力供給するような容量は持ち合わせていません。ここでは、医療用蓄電池に必要な容量についてご紹介しています。

目次

災害時に必要な蓄電容量の目安は?

容量が大きければ良いというものではない

災害による電力トラブルが発生した際、非常用電源が使われます。非常用電源は電力が回復するまでのつなぎの役割がメインなので、必要最低限の容量を備えた蓄電池を用意することが望ましいです

それというのも、容量が大きいとサイズも大きくなり、置場所や持ち運びに困ることになります。そうすると離れた場所での治療など柔軟な対応が難しくなってしまい、使い勝手の面でマイナスです。もしもの際のバックアップとして、幅広い対応ができるように、病院の規模に合わせた容量を用意するのが得策と言えるでしょう。

参考までに非常用電源で確保しておきたい時間については、総務省がおこなった「地方公共団体における業務継続性確保のための非常用電源に関する調査結果」で、「稼働時間72時間以上の確保」が推奨されています。

参照元HP:【PDF】総務省/地方公共団体における業務継続性確保のための非常用電源に関する調査結果
https://www.soumu.go.jp/main_content/000871260.pdf

医療現場で使われている蓄電容量

病院では非常用電源の設置が必須であり、数千万円をかけて大型の自家発電装置を設置している医療施設も少なくありません。ただ、自家発電装置も点検やメンテナンスを怠ると災害時に起動しないケースがあり、医療用蓄電池などのバックアップ電源の確保が必要になります

電力のストックができる蓄電池とセットで使うことで、より長く安定した電力の補充が可能になります。一般家庭用の蓄電池は1000Whほどですが、医療現場で使われている蓄電池の容量は概ね2000~4000Whほどで用意しておくと安心でしょう。

復旧にかかる時間分は確保しておく

大規模災害発生により各種ライフラインが遮断された場合、復旧次第、災害拠点病院に優先的に供給が開始されます。それでもある程度の時間がかかりますので、医療機関では非常用電源を使ってカバーしなければいけません。

停電復旧にかかる時間は、災害の規模によっても異なりますが、最低でも10数時間分の電力供給を可能にする対策を施す必要があります。また、法定停電などの定期的な点検をしっかり実施し、災害時の対応をシミュレーションしておくことも大切です

災害時を想定し、必要な容量を
見極める

医療用蓄電池の容量は大きいほど使える時間も長くなりますが、その分、サイズも大きくなるので臨機応変に動くのが難しくなります。災害時をシミュレーションし、病院の規模や普段の使用料、電力の復旧時間なども考慮して適切な容量を用意しておくといいでしょう。また、自家発電装置があるとより柔軟な対処ができるようになります。

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