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止まらない医療を実現する医療用蓄電池「LEMURIA(レムリア)」とは?

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株式会社ナユタが提供している医療用リチウムイオン蓄電装置「LEMURIA(レムリア)」は、国内でも数少ない医療機器規格「JIS T 0601-1」認証取得済みの蓄電池です。その特徴や一般蓄電池との違い、導入事例などをご紹介しています。

目次

LEMURIA(レムリア)はどんな医療用蓄電池?

LEMURIA(レムリア)の公式キャプチャー画像
引用元:LEMURIA公式
https://lemuria.website/

300以上の安全規格項目をクリア

レムリアが一般蓄電池と大きく異なるのは、医療現場で使われる事を想定して開発された蓄電地である事です。JIST0601-1規格(国際規格 IEC 60601準拠 )による300以上の医療機器安全規格項目をクリアしており、医療用蓄電として十分な性能と安全性があるとして認証されています。そのため、人命にかかわる医療機器への接続も許可されています

排気口なしのため故障リスクが低い

特殊電源開発会社としての独自技術で、内部空冷用のファンと冷気口を除去。冷却外気口から異物やウイルスが混入する可能性が低いことからも、冷却外気口のある機器に比べて故障への懸念が少ないです。また、電池の寿命も長く安定して使えます。ファンが回る音もしないので、音に敏感な患者がいる場所でもストレスが少ないと言えます。

長時間連続使用に高い突入電流にも対応

レムリエの蓄電容量は、平均消費電力100Wの人工呼吸器なら、環境によって若干の差はあるものの33時間の連続使用を可能にしています。また、吸引機やワクチン冷凍庫のような大きな電力が必要な機器でも、最大出力1,500Wの連続使用が可能。独自の正弦波で接続器への電気ストレスも軽減するなど、蓄電池の長寿命化にも貢献しています。

工事不要の移動式非常用電源

レムリアを設置するのに特別な工事は不要で、コンセントに差すだけですぐに使えます。基本、屋内での利用となりますが、仮設テント内や避難所など屋根があり、使用環境温度範囲内であればどこでも使えます。また、レムリア本体の質量は80キロですがキャスターが付いているので移動がしやすく、必要な場所ですぐ使用することができます

自家発電装置と比べてコスパが良好

ポータブルガス発電機とセットの「レムリアパッケージ」では、一般的な自家発電装置の導入よりも安価で、許認可や保守費用が不要。自家発電装置の設置に必要な定期メンテナンスや法定点検も不要で、5年間のガス基本料金込みなので導入・維持にかかるコストを軽減できます。また、レムリア単体でのレンタルもおこなっており、そのまま買い取る事も可能です。

一般的な蓄電池とレムリア(医療用蓄電池)は
何が違う?

一般的な蓄電池の場合

  • 電気の安全基準は一般電子機器向け
  • 人命に関わる医療機器への接続は不可であることが多い
  • 外気ファンからの異物混入、送風・騒音による患者さんへのストレスが懸念される

レムリアの場合

  • 医療現場での利用を想定した安全基準で医療機器規格JIS T0601-1 の認証を取得している
  • 外気口ファンがないので静音、故障リスクが低く長寿命
  • 医療機器にそのまま接続して使える

一般蓄電池は電子カルテや薬品フリーザーなどには使えるものの、人命に関わる医療機器への接続はできないものがほとんどです。医療機器規格を取得している蓄電池のみが使え、レムリアはそれに該当しています。300以上の医療機器安全規格項目を設けているJIST0601-1規格(国際規格 IEC 60601準拠 )の認証を受けているので安心感もあり、ほとんどの機器にそのまま接続して使えるため便利です。

また、電子機器の作動では熱が発生するため、その熱を外部に逃すために外気ファンが付けられますが、アルコールやホコリなどが内部に入ることで故障を引き起こしやすくなるというデメリットがあります。レムリアには外気口がないので、異物混入によるトラブルの心配がありません

LEMULIA(レムリア)の導入事例

総合病院(200床)

対象機器 麻酔器、人工心肺装置、モニタ

導入の背景

CVCF(交流無停電電源装置)の老朽化による故障により、自家発電装置は稼働するものの、約20分程度のダウンタイムが発生することが判明しました。CVCFを修繕するには多大な時間とコストがかかるため、その代替案として医療機器用リチウム蓄電装置レムリアME3000の導入を検討することになりました。

導入の効果

この病院では整形外科手術をメインにしていることからも、停電による手術の中断は避けたい事態であり、手術中の患者を正常に終わらせるためのバックアップ電源の確保が重要でした。レムリアME3000を導入した事で、手術室で必要な医療機器類への4時間の電気供給というバックアップが可能になりました。

総合病院(200床)

対象機器 ネーザルハイフロー

導入の背景

重度コロナ患者を受け入れている病院にて、酸素療法の一つとして使われている機器「ネーザルハイフロー(高流量鼻カニュラ酸素療法)」へのオプションバックアップ電源がないことに対する不安が懸念されていました。その不安を解消するため、バックアップ電源としてレムリアME3000の導入が検討されました。

導入の効果

ネーザルハイフロー1台に対して約15時間の電気供給が可能であることが判明し、バックアップ電源として十分役立つと判断されました。さらに、レムリアME3000には外気ファンがないためウィルスが混入する可能性が低く、使用後10日間のウィルス除去待機の必要性がないなど、運用コスト削減に大いに貢献できることがわかりました。

県立がんセンター(400床)

対象機器 血液成分分離装置

導入の背景

がんセンターの病理組織検査室では、電源設備環境の老朽化と、電源(赤コンセント)の増設が難しいといった2つの問題に頭を悩ませていました。白血病患者の血液分析作業など止めることができない病理組織検査業務もあることから、大掛かりな対策は難しく、問題なく業務を遂行するためレムリアME3000の導入が検討されました。

導入の効果

検討したところ、白血病患者の血液分析作業において使われる血液成分分離装置1台につき、レムリアME3000であれば約10時間の電源供給ができることが判明しました。さらに、10時間以上の継続した電源供給の必要性が出た場合では、病院保有のポータブル発電機と連携することにより問題なく稼働できることが確認されました。

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LEMULIA(レムリア)のスペック情報

LEMULIA(レムリア)商品画像
製品名 医療機器用リチウム蓄電装置
品番 ME3000
外観寸法 520 x 660 x 933 (mm)
質量 80kg
入力 AC100V (最大15A)
商用電源供給時 出力電流 13A / AC100V
電池電源供給時 出力電流 15A / AC100V
切替時間 50 msec以内
電池 リチウムイオン電池
蓄電容量 3,300 Wh
充電時間 12時間(80%充電時)
適合規格 医用機器規格 JIS T 0601-1 Sマーク(JQA)

LEMULIA(レムリア)の価格

品番 66-0001-39-60
型番 ME3000
レンタル期間 5日
価格 50,000円(税抜)
品番 66-0001-39-64
型番 ME3000
レンタル期間 30日
価格 100,000円(税抜)
レムリアはどんな医療現場におすすめ?

手術室やICUなどきわめて緊急性の高い医療現場や、BCP対策義務化される介護施設などにレムリアは特におすすめ。設置工事が不要でコンセントに差すだけで利用でき、ほぼ全ての医療機器に使用可能と、導入・使用するのに面倒がありません。また、可動式などの優先順位の高いところに電力を配分する事ができ、独自技術による長寿命化で長く安心して使えます。コスト面でも、レンタルを使用すれば導入コストを抑えられ、パッケージであれば定期メンテナンスや法定点検が不要など、導入・維持へのコストを軽減できます。

LEMURIA(レムリア)
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止まらない医療を実現する
医療用蓄電池「LEMURIA(レムリア)」

当メディアを運営する「Chiku-MEDI」編集チームが「止まらない医療」を実現する
医療用蓄電池として注目したのは、株式会社ナユタが提供する「LEMURIA(レムリア)」です。

  • 厳格な医療機器規格「JIS T0601-1」を取得
  • 品質保証の「S-JQA認証」を受けたリチウムイオン蓄電装置
  • 33時間の使用可能※(1台で消費電力100Wの場合)
  • 外気ファンがない構造で、故障リスクが低く、手入れも簡単
  • 様々な医療機器に接続が可能
  • キャスター付きで移動も楽々
レンタル費用 月額  11 万円(税込)

という特徴を持ち、医療現場や介護施設、老人ホームや在宅医療で抱えている課題を解決しうる製品として、ピックアップしました。
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※環境によって変化する場合があります。